チンチンメシ
チンチンメシ(ちんちんめし)とは、コメだけのご飯のこと。
チンチンメシにまつわるエピソード
時は江戸時代、全国的に大飢饉が襲い、小林市でも度々飢饉に見舞われた歴史があります。明治時代になってからも凶作に襲われ、人々は飢えをしのぐため、雑草の球根などを竹の実やヒエなどと混ぜて食していたと野尻町史には記されている。
普段なにげなく口にしている白米も当時の農家では、たいへん貴重なもので、お盆や正月といった特別な日に限って食されていたという。それを物語る話として、コメだけのご飯を「チンチンメシ」といい「一粒でもこぼすと目がつぶれる」と教えられていたものだという。
普段なにげなく口にしている白米も当時の農家では、たいへん貴重なもので、お盆や正月といった特別な日に限って食されていたという。それを物語る話として、コメだけのご飯を「チンチンメシ」といい「一粒でもこぼすと目がつぶれる」と教えられていたものだという。
出展
「広報のじり」平成20年11月号
カテゴリー名:食